e-sportsはスポーツじゃないと言われる理由の考察
近年「e-sports」という言葉ができてゲーム界隈が盛り上がってる
「e-sports」とは簡単に言うとゲームをスポーツとして捉えるときの名称とのこと
かなり高額な優勝賞金が用意されている大会が開催されていたりと、ほんとにスポーツの大会のような規模になってきている
けど、世間ではこの意見がマジョリティーな気がする
「e-sportsはスポーツじゃない」
実は自分もそう思っている側(ゲームが嫌いとかではない)
スポーツじゃないと言われる理由を、格闘ゲームは「スマブラsp」ぐらいしかやったことない自分が少ない知識量で考えてみた
この考察もほぼスマブラベースだからそこはご勘弁
①「課金要素」「強さを買えてしまう」
まずはこれかな
スマブラには課金要素があり、課金キャラといってお金を払って買わないと遊べないキャラがいる
任天堂が明言してたり確かな証拠があるわけではないけど、プレイヤーの中では「課金キャラは標準キャラよりも性能が高く作られてる」と認識されてる
そして確かに強い
強く作られてる理由として一番有力なのが「強くないと買ってもらえないから」
この課金要素が一つ目の理由かな
この課金キャラ、大会でも普通に使用可能で最近では中学生がこの課金キャラをメインとして戦って優勝したりしてる
「e-sportsはスポーツだ」側の意見として聞くのが「将棋やチェスなどと同じジャンルだ」で、要は将棋などは頭脳スポーツとも呼ばれてるけどゲームもその一つだという意見
けど個人的にこの意見は理解できない
ゲームの課金要素って将棋に置き換えたら、「お金を払えば最初から持ち駒が持てます」「歩の駒2枚を香車に替えてスタートできます」みたいなことじゃんってなる
将棋やチェスとかにはその要素がなくプレイヤー全員が同じ条件のもと開始させるから実力がそのまま反映されるし、それがスポーツと考えても不思議に思わない理由なんじゃないだろうか
ゲームの場合、課金要素がある限り「金の差か」って視点は無くならないと思うし、公平なスタートではないからこの要素が一つの理由かな
②「煽りなどの横行」
プレイヤー間でも結構話題になる言葉の一つが「煽り」
意味はそのままで対戦相手をバカにしたり挑発する行為のこと
この煽り、いろんなゲームで横行してるようでスマブラでもよくある
オンライン対戦だと匿名ということもあって「何やっても仕返しされない」「身元とかが晒されたりしない」という考えなのか、めちゃくちゃ煽り行為が横行してる蔓延ってる
(ちなみに、煽りするひとのことは「安全地帯からでしか石を投げれないビビり」「リアルな生活がどうしようもない寂しい人」と自分は思ってます)
スポーツでも煽り行為が無いわけでもないんだろうけど、プロだけじゃなくアマの世界でも「煽りは最低」みたいないわゆる「スポーツマンシップ」の考えがちゃんとあるから、そのスポーツをやったことない人とか第三者からもクリーンな世界という目線で見られたり尊敬されたりする
けどゲームのアマ界隈だと煽りが横行しまっくてるし、なんならそれを心理戦のための作戦と正当化する意見もある
プロゲーマーという肩書きを設けてスポーツとして扱おうとしても、アマの時点でそんな無法地帯が存在しててしかもそれが黙認?容認されてるようじゃ、そんな業界をクリーンなスポーツの世界だねとは思わないでしょ
③「所詮ゲームはゲーム」
これはもしかしたら世間的には1位の意見かもしれないから深くは書かないけど、要は言葉そのものの意味よね
そもそもゲームは娯楽としてできてその歴史も長いからスポーツだよねと言われても違和感しかないという
これらが自分が考える「e-sportsはスポーツじゃない」と言われる理由かな