なぜストレスは感じる側が管理しないといけないの?
ストレスに関することを検索したときによく見るのは、
「ストレスの解消の仕方」
といった内容のもの。
確かにストレス管理は大事で解消法は必要な情報だけど、なんで感じる側が気をつけないといけないのだろう。
「ストレスを与えない立ち振る舞い」みたいなストレスを与えない方法に焦点を当てたものはほとんど見ない。
これって要は「ストレスは感じる側が対処すべきもので、与える側には何の問題もないです」という認識の社会になってるってことだと思うんです。
でもこの考えが当たり前だと、例えば会社だと部下がストレスを感じたり溜め込んでしまうのは部下自身の責任で、上司には何の責任もないってことになる。そんなのだったらいくら働きやすい職場にしたいと思っててもなるわけがない。
ストレスを解消するのが第一じゃなくてストレスを与えないことが第一の社会になることも働き方改革の一つだと思うから、もっとこの視点で現状を分析していくべきじゃないかな。